2016年12月30日金曜日

2016年の音楽

【BEST NEW MUSIC】



1. The Avalanches『Wildflower』[Listen]
2. Yumbo『鬼火』[Listen]
3. The Caretaker『Everywhere at the end of time』[Listen]
4. Elevator Grips『Elevator Grips』[Listen]
5. David Bowie『★』[Listen]
6. KOHH『働かずに食う(Single) [Listen]
7. Mr Amish『The Absurdist』[Listen]
8. Bon Iver『22, A Million』[Listen]
9. Eddy Detroit『Black Crow Gazebo』[Listen]
10. Jon Bap『What Now?』[Listen]

枚数を絞ってみました。どうでしょう。[1] 今年はアヴァランチーズの新作に生きるのを助けてもらいました。『ワイルドフラワー』には僕の好きな要素が全て詰まっています。すなわちグルーヴとサイケデリア。サイケな感じがまたちょっとずつきてるのは嬉しかった。レモン・ツイッグス、マイルド・ハイ・クラブ、ドラッグディーラーなど…。68年、73年前後っぽい音楽が好きなのは一生変わらないと思う。[2]「悪魔の歌」にも生きるのを助けてもらいました。[3] 激甘。最初から死んでる音楽。睡眠不足で会社に向かう朝、バスで眠りながら聴きました。[4] デス・グリップスのアカペラに自動伴奏生成ソフトでバックトラックを加えただけ。最も笑った音楽です。本当はこれが1位。[5] "NOと言いながらYESを意味する。これがいままで私が伝えたかったすべてだ" !!  [6] KOHHは詞が聞き取りやすい。[7] エクスペリメンタルなオルタナティヴロック。今年発表のもう1枚もアンビエントブルースというか、時代と全然関係ないところがよかったですね。[8] CDがぶっこわれたのかと思いました。[9] サン・シティ・ガールズ周辺のサイケ怪人が送る新作。A面は奇天烈なカントリー、B面はドローン1曲という構成も完璧。[10] ディラ以降のハーフ・ジャパニーズみたいな前作に出会って衝撃を受けたのも今年。これは1曲目が10分超えのドローンで、リスナーに対する悪意がある感じが好きです。

四半期ごとにリアルタイムでチョイスしたベストアルバムの記録もあります。より網羅的です。以下リンクより。

1〜3月
4〜6月
7〜9月 /(シングル編)
10〜12月



【BEST REISSUES & RETROSPECTIVES】



1. Syrinx『Tumblers From the Vault』(RNVG
2. Betty Davis『The Columbia Years 1968-1969』(Light In The Attic
3. Prix『Historix』(HoZac Records
4. Various Artists『Afterschool Special: The 123s of Kid Soul』(Numero Group
5. ダン・ペン『ノーバディーズ・フール』(ソニー
6. The Flaming Lips『Heady Nuggs 20 Years After Clouds Taste Metallic 1994-1997』(Warner Bros
7. Hareton Salvanini『S.P. 73』(MR.BONGO
8. Staffan Harde『Staffan Harde』(Corbett vs. Dempsey
9. EL' BLASZCZYK ROCK BAND HIMSELF『THE QUIRKY LOST TAPES 1993-1995』(Born Bad Records
10. Cornelius『Fantasma』(Lefse Records

[1] 室内楽と電子音楽とサイケが渾然一体。謎のバンドの全貌が明らかに。[2] マイルス・デイヴィスの元奥さんですね。『ビッチーズ・ブリュー』の影に隠れた秘蔵のセッションだけありすごい。[3] ティーンエイジ・ファンクラブの『Grand Prix』と Prix は関係があるのだろうか。パワーポップ・ファンは買いましょう(必ず)。[4] この世界のあらゆるジャクソンズたち。<Numero Group> のキッズソウル・シリーズ第2弾。[5] 20年前の Nice Price シリーズを踏襲した帯デザインを含めて。[6] 昨年末発売。ディスク1は言わずもがなの名盤。ライブ音源が異様なテンションです。[7] アルトゥール・ヴェロカイと比較されるブラジルのコンポーザー。<MR.BONGO> では魅力的な再発がたくさんありました。[8] 70年代に発表されたジャズギタリストの独演。曲名と演奏が異様にアブストラクトで怖い。[9] テープレコーダーを用いてひとり多重録音していたフランス人。現代音楽の教養がある人らしいですが、なぜかローファイなロック。[10] 渋谷系の金字塔がアメリカでアナログ再発。オリジナルのジャケットデザインでのリイシューを歓迎します。

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