2017年12月30日土曜日

2017年の音楽

【BEST NEW ALBUM】


1. CHAI『PINK』[Listen]
2. Pierre Kwenders『MAKANDA At The End Of Space, The Beginning Of Time』[Listen]
3. Rafael Martini Sextet Venezuela Symphonic Orchestra『Suíte Onírica』[Listen]
4. Sam Gendel『4444』[Listen]
5. JAZZ DOMMUNISTERS『Cupid & Bataille, Dirty Microphone』[Listen]
6. Rodrigo Campos, Juçara Marçal e Gui Amabis『Sambas do Absurdo』[Listen]
7. 伊集院幸希『NEW VINTAGE SOUL 〜終わりのない詩の旅路〜』[Listen]
8. Ronald Bruner Jr.『Triumph』[Listen]
9. CASIOトルコ温泉『ゆ』[Listen]
10. 柴田聡子『愛の休日』[Listen]
11. potato-tan『Tobu Tobu Girl OST』[Listen]
12. Ben Varian『Quiet FIll』[Listen]
13. The Magnetic Fields『50 Song Memoir』[Listen]
14. Capitol Swizzle Credit『Swizzle 4: Crust Judgement』[Listen]
15. 公衆道徳 공중도덕 Gongjoong Doduk『公衆道徳 공중도덕 Gongjoong Doduk』[Listen]
16. Chiquita aka. Isis Giraldo『CHIQUITA MAGIC』[Listen]
17. feather shuttles forever『feather shuttles forever』[Listen]
18. Fleet Foxes『Clack-Up』[Listen]
19. King Krule『The OOZ』[Listen]
20. Boys Age『New World Pregnancy』[Listen]

かつての自分は自分がカルチャーを謳歌することに重きを置いていて、それはいまもそうなのですが、しかし自分じゃない誰かがカルチャーを謳歌している様子を眺めることにも大きな喜びを感じている。周りには音楽を愛する人がたくさんいるので、彼らが熱く語り合ったり、リズムに合わせてステップを踏んでいるのを見ているだけでも僕は嬉しいなと感じた1年でした。順位に正直あまり意味はないです。[1] いちばん繰り返し聴いたので。コアなリスナーからなめられてる気がするのだけど、めちゃくちゃいいじゃないですか?行き届いたプロデュース、チアフルな歌詞、ダイアナ・ロス系の歌声が魅力です。 [2] アフロポップなのだけど、アフロアフロしていない、不思議な混淆音楽。[3] 音博でのアレシャンドリ・アンドレスとの共演、やばかったです。[4] 黒いスフィアン・スティーヴンスだと思っている(白人だが)。[5] 全然ヒップホップじゃないところが好きなのかなと。大谷能生とアンディ・パートリッジの顔が激似であることに気付いた一年でもある。[6] ブラジルの人ですね(よくわかってない)。エクスペリメンタルな音響世界![7] アヴァランチーズ『ワイルドフラワー』に筒美京平のサンプリングでアンサーする心意気に惹かれる。[8] サンダーキャットの兄。コールドプレイみたいなスピリチュアルジャズだと思った。『ドランク』よりこちらを推したい。[9] 四国と関西まで友達に会いに行ったのだが、その友達たちが話題にしていて知った。大阪・大正のファミマでも流れてた。[10] 鳥飼茜先生とのトークイベントよかったです。[11] この2017年にゲームボーイ専用として発表されたゲームソフトのオリジナルサウンドトラック。『ディギン・イン・ザ・カーツ』もよかったんですけど、僕が好きなサントラ音楽(ゲームに限らず)はこのラインだなと。[12] 中華風のマック・デマルコ。[13] 5年ぶり5枚組50曲。サム・ゲンデルもそうだけど、岡村詩野さんか僕しか聴いてる人がいない気がする。[14] 強烈なマスロックですが、この人の音楽は全部フランク・ザッパ以上の悪意を感じるので大好き。[15] アシッド・フォークの天才を定期的に輩出する韓国の宅録音楽。Lamp のレーベルより。[16] 先日、もろほしさんと数年ぶりに再会した際、「ジャズザニューチャプターとはなんだったのか?」みたいな話になったのですが、イシス・ヒラルドはよかったなと思いました。[17] 中学ではバドミントン部でした。[18] ダーティ・プロジェクターズやグリズリー・ベアもよかったのですが、オーセンティックな音楽性ながらサウンドの質感に気合いを感じる。[19]「ドンキー・コングのラスボスが名前の由来だ!」と絶叫してたんですが違うらしいです。『ソードフィッシュトロンボーン』とかのトム・ウェイツを思い出しました。[20] 未来版ブラック・ジャックと名高い傑作コミック『AIの遺電子』へのトリビュート!



そのほか、言及しておきたいリリースとしてミツメ『エスパー』(ひさびさにいい曲。スピッツの引力を改めて感じる)、くるり『How Can I Do?』(ミドルテンポのグルーヴィなチェンバーポップは最高ですあおい (井口裕香) & ひなた (阿澄佳奈)『おもいでクリエイターズ』(うたたね歌菜氏、Tom-H@ck氏に引けを取らない才能では)、どうぶつビスケッツ×PPP『フレ!フレ!ベストフレンズ』(年末進行の本当に厳しいときに頭の中で流れていた音楽)、伊藤尚毅『デモテープ』(漫画雑誌『架空』の付録。伊藤君の今後に期待)、石若駿『SONGBOOK II』(若手ナンバーワンドラマーのポップソング集。ちゃんと話題になってるのか?)があります。年間ワーストは『流動体』『フクロウ』です。ありがとうございました。

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