2012年12月18日火曜日

HAVE I LOST MY EYES

【日記】
出勤時間が一時間早くなっただけで眠くてしょうがない。
俺にとって「何時に眠りに就こうが、この時間まで寝ていられると楽」なボーダーラインが確実に存在する。
いやでもそういうのあるでしょう?
同じ4時間睡眠でも3時-7時と6時-10時じゃ精神的に違うでしょう?
クソだけど、俺は9時に起きたい。だけど今は8時に起きてる。
気絶しそうになりながら原稿調整したりいろいろしてたら定時になってた。


マーライオンと三人のジョニー・マーたちの練習のため、町田へ。
マーライオンの曲は天然モノなので、本人に確認しながらでないと曲を覚えられない。
あとマーライオン、飯食べてるときに汗かきすぎ。
コバヤシから仙台白菜の話や宿便の話を聞いた。
クラフツ関係の仕事をしたら寝たい。
いろいろとあって明日、急遽仕事休みです。出勤日数減らされるのけっこうキツい気がする。




【音楽】
Sloppy Ground/Eric Chenaux


サンドロ・ペリの存在を知って以来トロントのフォークシーンが気になる。でもこの作品にはペリは参加していない。エリック・シェノウ07年作。くるりの岸田さんがツイッターで紹介していて知った一枚だった。ギター弾きまくりでいかにも好きそう。無論、俺も好き。アーシーな楽曲+音響的アプローチなので、ネルス・クライン参加以降のウィルコ好きな人は絶対好きでしょう。ジプシーミュージックやアイリッシュトラッドを感じさせる楽曲があるのも岸田好みというか。ちなみにペリ参加の'12最新作はもっとアンビエントだった。



Dandruff/Ivor Cutler


今日みたいな薄暗く冷や冷やとした午後の日には無性に聴きたくなる。スコットランドの詩人であり、俳優であり、音楽家であるイヴォア・カトラーの74年作。その存在を知ったのは、ジム・オルークの『ユリイカ』の一曲目、"Women of The World"が彼のカバー曲であるということを知ったのがきっかけ。それで調べてみると、『マジカル・ミステリー・ツアー』に出演していたりジョン・ピールやニール・イネス(ザ・ラトルズ!)と一緒にテレビ番組をやっていたり、ロバート・ワイアットの『ロック・ボトム』に参加していたり、80年代はラフ・トレードからレコードを出していたり(ジムのカバー原曲もここから)と、UKロックの裏街道番長みたいな人で、なんで知らなかったのかなと驚き。だけど、インターネットで調べる限りだと彼について書かれた日本語の文章って見つからないのね。このアルバムはポエトリーリーディングとハーモニウム弾き語りのみで綴られている。英語を聞き取れない俺にはすべてを理解することはかなわないけれどローファイなハーモニウムの音が、茫洋としたろうそくの火みたいな暖かさを感じさせてくれる。ダニエル・ジョンストンの音楽に期待していたビザールさが全てここにあったと思う。



I Love You Go Easy/Devon Sproule


本日CD WOWより到着。これもサンドロ・ペリ関連作品。サンドロ・ペリworks情報については、いつも『キープ・クール・フール』で得ています。勉強になります。『インポッシブル・スペーシス』を聴いたとき、衝撃的だった。あの感じはなんなんだろう…よくアーサー・ラッセルからの影響がどうとかいうのは言われているけれど。このアルバムの楽曲自体は比較的オーソドックスなシンガーソングライター系といえると思うけれど全編でペリが演奏している他、ミックスを担当している故、音響的広がりがヤバーです。

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